2011年7月7日木曜日

戦捷記章



戦捷(戦勝と同じ意味)記章は、第一次世界大戦に際し
同盟及び連合国の戦勝記念の国際表章として制定されたもので、戦役に従事した者および軍務の功績が顕著な者に賜与されました。
(記章とは主にバッジ、メダルのことであり付ける部位によって
襟章、腕章、肩章などとよばれます)

この記章は銅製で表面には武甍槌(たけみかづち)神像、裏面には桜と地球の図、そして日本、アメリカ、イギリス、フランス、イタリアの各国旗の図が彫られています。第一次世界大戦に参加した全ての連合国が、同じ模様の綬(=じゅ:メダルに付いている短い紐のこと)を使用しているので、メダル部分の意匠は各国によって異なりますが、綬を見れば「戦捷記章」であることがわかるようになっています。
甍槌は、元々鹿島の土着神であり刀剣の神、軍神として 信仰されていて、鹿島神宮・春日大社及び全国の鹿島神社・春日神社に祀られています。




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