背嚢の負い革その他の装備品を固定する等の実用的な目的のために古くから軍服に用いられていました。その後、装飾を目的としたものも現われ、軍隊に於いて階級や兵科が整備されてくると、それらを表示する機能を持たせられるようになりました。現在でも軍隊(自衛隊含む)等では階級章の取付場所として用いられています。また、単に装飾目的で付されることも多く、一般の服にも使われています。
大日本帝国陸軍及び海軍では肩章は襟章と共に階級章としての役割を果すことが多く、例えば「少尉肩章」、「少尉相当官肩章」のように呼ばれることもありました。陸・海軍共軍装には付かないものも多かったようですが、正装・礼装時には正衣に正肩章を付けました。(wikipedia)