2011年3月16日水曜日

肩章(けんしょう、かたしょう)

肩章(けんしょう、かたしょう)は肩の線に沿って装着される細長い布或はモール紐等で出来た付属品です。形状によって数種類に分類されますが、日本語では全て肩章と称されます。また、肩に付ける階級章のことも肩章と呼ぶことがあります。

背嚢の負い革その他の装備品を固定する等の実用的な目的のために古くから軍服に用いられていました。その後、装飾を目的としたものも現われ、軍隊に於いて階級兵科が整備されてくると、それらを表示する機能を持たせられるようになりました。現在でも軍隊自衛隊含む)等では階級章の取付場所として用いられています。また、単に装飾目的で付されることも多く、一般の服にも使われています。
大日本帝国陸軍及び海軍では肩章は襟章と共に階級章としての役割を果すことが多く、例えば「少尉肩章」、「少尉相当官肩章」のように呼ばれることもありました。陸・海軍共軍装には付かないものも多かったようですが、正装・礼装時には正衣に正肩章を付けました。(wikipedia)


二角帽子・・・山形帽

角帽子(にかくぼうし、Bicorne)とは、角が2箇所ある帽子18世紀後半から19世紀前半にかけて用いられました。ヨーロッパやアメリカの陸軍・海軍で主にかぶられていましたが、ナポレオン・ボナパルトが使用していたことで最も知られています。ナポレオン時代の将軍や参謀将校が日常的に着用したほか、少なくとも第一次世界大戦頃までは正装用の帽子として広く生き残っていました。ビコルヌ、バイコーン、ナポレオン帽、山形帽。


日本では海軍士官の正装の帽子として使用されたほか、文官の大礼服の場合にも用いました。日本では「山形帽」と呼ばれることが多く、二角帽子という用語は一般的でありません。また、「コックドハット」の訳語としてその側面形から「三角帽」という言葉が使われることがありますが、海軍士官の帽子など、三角帽子でなく二角帽子を指している場合が多いようです。(wikipedia)

2011年3月6日日曜日

支那事変行賞 賜金国庫債券

支那事変行賞(こうしょう) 賜金(しきん)国庫債券とは、昭和12年の支那事変に出征した皆さんが兵役を終えて内地に帰還した際政府が昭和15年に発行した債券です。

金額別に15種類あり
暗紫色:20円、25円 
緑 色:30円、40円、50円
青 色:60円、70円、80円、90円、100円
紅 色:200円、300円、400円、500円
桔梗色:1000円
となっているようです。
写真のものは、緑の50円のものです。



2011年3月5日土曜日

明治海軍の士官軍服


軍服(ぐんぷく)とは軍隊の構成員(軍人)が着用する衣類をいいます。広義においては近代以前の戦闘員の服装も含みますが、通常はヨーロッパで近代的軍隊が整備された17世紀以降の軍隊で定められた制服を指します。
海軍ではネイビーブルー色が主に用いられます。海軍では各国共通で階級により服装の形状が異なっていることが多く士官の場合、冬服は黒系統のダブルの背広で袖に階級章たる線が入り、夏服は白の立襟(詰襟)で階級章は肩章となっています。下士官の場合、冬服・夏服共に士官と同じですが階級章が上腕に付されます。水兵の場合、水兵帽にセーラー服が用いられます。また、士官・下士官の帽章も、イギリス海軍に倣って中央にを置きその周囲を植物の葉で囲み上部に王冠(日本の場合は花)などを付すものが多いようです。(wikipedia)
写真の袖には太い袖章が3本ありますので佐官の軍服です。2本の場合は尉官です。
襟章の桜が2つですから中佐のものといえます。一つなら、少のつく階級、つまり少尉・少佐・少将です。三つなら、大のつく階級、つまり大尉・大佐・大将です。


勲章 勲四等旭日小綬章

旭日章は、1875年(明治8年)4月10日に、日本で最初の勲章として勲一等から勲八等までの8等級が制定されました。翌1876年(明治9年)には旭日章の上位に大勲位菊花大綬章が新設され、1888年(明治21年)にはさらにその上位に大勲位菊花章頸飾が置かれました。また、同じ1888年(明治21年)には、勲一等旭日大綬章の上位に勲一等旭日桐花大綬章が追加制定され、旭日章は9等級で運用されました。2003年(平成15年)の栄典制度改正では、勲等の表示をやめ、桐花大綬章を旭日章の上の桐花章とするなど、大幅に整理され、旭日章は6等級で運用されることとなりました。また、制定以来、旭日章の授与対象は男性に限る運用が行われていましたが、この栄典制度改正の際に男女等しく授与される勲章となりました。(wiikipedia)

写真の勲章は勲四等旭日小綬章です。残念ながら箱と略授がありませんでしたが、珍しい勲章です。

C.P.Goerz Berlin 旧海軍将校使用、ゴルツの双眼鏡

C.P.Goerz Berlinはドイツのメーカーです。1926年の大合併でツァイスイコンとなりました。日本では「ゴルツ」と呼ばれていたようです。

写真の双眼鏡は、明治~大正時代に旧海軍将校が使用していた物で、日本に優秀な光学メーカーが無かった時代に輸入されていたものです。









2011年3月1日火曜日

海外の金貨 カンガルー金貨他


海外の金貨をお買取りいたしました。
右の大きな金貨はオーストラリアのカンガルー金貨2オンスです。大変大きな金貨で2ozのものは初めてのお買取りでした。10ozや1キロのものもあるそうです。
カンガルー金貨(カンガルーきんか)とは、オーストラリア連邦の西オーストラリア州政府公営のパース造幣局が1986年から発行している地金型金貨です。
表面には英国の女王エリザベス2世の肖像、裏面にはカンガルーレリーフされています。裏面のカンガルーのデザインは毎年変わります。毎年、裏面のカンガルーのデザインが違うことが、カンガルー金貨が地金型金貨でありながら、収集型金貨のようにコレクション的な人気が高い理由とされています。(wikidedia)

天皇陛下御在位20年記念プルーフ貨幣セット 1万円金貨 500円白銅貨

天皇陛下御在位六十年記念硬貨(てんのうへいかございいろくじゅうねんきねんこうか)は、昭和天皇の在位60年を記念して1986年(一部は1987年)に日本で発行された記念硬貨です。臨時補助貨幣でもある。10万円金貨、1万円銀貨500円白銅貨が発行された。


写真は、1万円と500円のセットです。
1万円は、純金で20gあるため数倍のプレミアが付きます。