2011年4月19日火曜日

BOTTEGA VENETA(ボッテガ・ヴェネタ) 長財布

ボッテガ・ヴェネタは1966年イタリアヴェネト州(ヴェネチアが州都です)ヴィチェンツァに設立されました。
「BOTTEGA(ボッテガ)」とはイタリア語で「工房」という意味で、このブランドの徹底的な物づくりへのプライドが感じられます。派手なロゴマーク、ブランド名などは一切つけずに、職人技の際立つ高品質な皮革製品を作り続けています。2006年には伝統的な生活様式が壊れていくことを危ぶみ、次世代の革職人を養成し、支援するための学校を開校しました。


この長財布のように、なめした革ひもを編み込んで作り上げるイントレチャートシリーズは、このブランドの顔ともいえるものです。上質で加工の難しい柔らかい革が使用されていて、他ブランドの模倣を許さない凝った作りとなっています。長く使うほどに深みの出る良質な皮、流行に左右されないシンプルなデザイン、男女を問わず成熟した大人が使うに相応しい製品です。
ただ2001年に同じイタリアのブランドであるグッチの傘下に入ってからは新デザイナーが起用され、伝統的な様式を残しつつデザインや色使いを刷新しその人気は若い世代にも広がっています。
ちなみにこの長財布の正式名は「ネロ(=黒)イントレチャート(=編み込み)ナッパ(=羊革)ジップアラウンド(=ファスナー開き) ウォレット(=財布)」という名前です。

0 件のコメント:

コメントを投稿